長く使用するためのコツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 16:55 UTC 版)
「コーンパイプ」の記事における「長く使用するためのコツ」の解説
コーンパイプをできるだけ長く使用できるようにするためには、(特に新しいコーンパイプをブレークインする際に)以下の点に気をつけると良いとされる。 喫煙具専門店で販売されているクリスタルと呼ばれる小石片を火皿底部のシャンクと火皿の隙間に詰めると吸い易くなり、シャンクの焼損を防げる。また、葉巻の目の細かな灰などを集めて水で溶き、同様にして隙間に詰め火皿底部を半球形に整形する事で火皿底部のカーボン生成を促す方法もある。(これによりシャンクより下にある空間を塞ぐことになり、燃え残りのタバコ葉が少なくできるメリットもある。) 長時間使用することにより火皿全体にカーボンを形成する。これによって火皿の焼損を防ぐ効果がある。新しいコーンパイプを卸す際には火皿内壁に蜂蜜や砂糖水などを塗りカーボン生成を促すのも効果的である。 火力が強いターボライターは火皿を傷める原因になるため適切ではない。パイプ喫煙に特化したガスライターを使用するのが望ましいが、マッチなどでもよい。マッカーサータイプは喫煙後半の再着火は通常のライターでは火が届かないので、長い柄のマッチや、柄の長いライター(チャッカマンなど)を使用することになる。 着火の際に火を火皿に晒しすぎる行為は行わない。 火種が火皿の底に近づいたときに強く吸い吹きするのは控える。コーンパイプは火皿となるコーンにシャンク部分が差し込まれているため、火皿の底にシャンク部分が突き出す格好となり、強く喫煙すると突き出したシャンクが焼損してしまう恐れがある。 堆積したカーボンを除去する際には必ずコーンの火皿に合ったパイプリーマーを使うこと。ナイフなどを直接火皿に差し込んでカーボンを抉る行為は火皿の底を貫く危険性があるため控える。 マウスピースを抜く際には、構造上火皿とシャンクの付け根部分が一番弱いため火皿を掴んで強く捻る等の行為は控える。
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