鉱泉の定義とは? わかりやすく解説

鉱泉の定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 04:25 UTC 版)

鉱泉分析法指針」の記事における「鉱泉の定義」の解説

鉱泉」も参照 鉱泉分析法指針では以下のように定義している。 「 鉱泉とは、地中から湧出する温水および鉱水泉水で、多量固形物質、またはガス物質もしくは特殊な物質を含むか、あるいは泉質が、源泉周囲年平均気温より常に著しく高いものをいう。 」 温泉法による温泉では鉱泉のほか、地中より湧出する水蒸気およびその他のガス炭化水素を除く)も含む。 鉱泉温泉法第二条別表従い常水区別する 鉱泉の定義(常水区別する限界値温度源泉から採取されるときの温度摂氏25度以上 物質(下記掲げるもののうち、いずれかひとつ) 物質名含有量(1kg中)溶存物質ガス性のものを除く) 総量 1000 mg以上 遊離二酸化炭素CO2遊離炭酸250 mg以上 リチウムイオンLi+) 1 mg以上 ストロンチウムイオン(Sr2+) 10 mg以上 バリウムイオン(Ba2+) 5 mg上 総鉄イオンFe2+ + Fe3+) 10 mg以上 マンガン(II)イオン(Mn2+) 10 mg上 水イオンH+) 1 mg以上 臭化物イオンBr-) 5 mg以上 ヨウ化物イオン(I-) 1 mg以上 フッ化物イオン(F-) 2 mg以上 ヒ酸水素イオン(HAsO42-)(ヒドロヒ酸イオン) 1.3 mg以上 メタ亜ヒ酸(HAsO2) 1 mg上 総硫黄(S)〔HS- + S2O32- + H2S対応するもの〕 1 mg以上 メタホウ酸(HBO2) 5 mg以上 メタケイ酸(H2SiO3) 50 mg以上 炭酸水素ナトリウムNaHCO3)(重炭酸そうだ) 340 mg以上 ラドンRn20 × 10-10 = 74Bq以上5.5マッヘ単位以上 ラジウム塩(Raとして) 1 × 10-8mg以上

※この「鉱泉の定義」の解説は、「鉱泉分析法指針」の解説の一部です。
「鉱泉の定義」を含む「鉱泉分析法指針」の記事については、「鉱泉分析法指針」の概要を参照ください。

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