鉱泉分析法指針による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:55 UTC 版)
環境省の定める鉱泉分析法指針では「常水」と「鉱水」を区別する。湧出時の温度が摂氏25度以上であるか、または指定成分が一定の値以上である場合、これを「鉱水」と分類する(「鉱泉」および「泉質」も参照)。 泉温 湧出または採取したときの温度により以下の四種類に分類される。冷鉱泉 - 摂氏25度未満 微温泉 - 泉摂氏25度以上摂氏34度未満 温泉 - 摂氏34度以上摂氏42度未満(狭義の温泉) 高温泉 - 摂氏42度以上 液性の分類 - pH値 湧出時のpH値による分類酸性 - pH3未満 弱酸性 - pH3以上6未満 中性 - pH6以上7.5未満 弱アルカリ性 - pH7.5以上8.5未満 アルカリ性 - pH8.5以上 浸透圧の分類 溶存物質総量および凝固点(氷点)による分類低張性 - 溶存物質総量 8g/kg未満、氷点-0.55℃以上 等張性 - 溶存物質総量 8g/kg以上10g/kg未満、氷点-0.55℃未満-0.58℃以上 高張性 - 溶存物質総量 10g/kg以上、氷点-0.58℃未満
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