鈴井家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 14:46 UTC 版)
鈴井 環 演 - 岩田さゆり(第3話から) 鈴井家の一人娘。幼い時からの夢であるバレリーナになるためロンドンに留学していたが腰に怪我を負い夢を諦め余儀なくされた時に叔母・恭子の見舞いを口実にして帰国する(第3話)。恭子の入院中から代わりに「茂木缶詰加工」で週3日働いていたが退院後は一緒に働いている。 母・みつ子の勝手な思い込みで環の大事にしている思い出の詰まったバレエのトウシューズを捨てた事が引き金となり母への不満が爆発し、家出をする。その際に一度は工場長の茂木に辞表を渡し、ネットカフェに泊まりながら律の実母・真也が働いている「CHRONUS」で短期間ホステスのアルバイトをしていた(第19 - 20話)。だが直ぐに母と和解し家に戻り、辞表は撤回してもらい父・圭介の友人で叔母の主治医・花山が紹介してくれた病院に腰の治療で通院し、並行して働きながらバレリーナとしての復帰を目指している。 律は幼い時から弟のように思っていたが叔母に「律に貰い手がなければ私が貰ってあげる」と言った事から好意をもっている事が伺える。律にとっての環は悩んでいる時に誰より先に察知し、相談に乗ってくれて助言してくれる姉のような存在。 鈴井 みつ子 演 - 芳本美代子(第2話から) 圭介の妻。お喋りで律が養子だということを話してしまった首謀者。 娘・環のバレリーナになる事は本当はみつ子の夢で娘に自分の夢を押し付けて重荷だと思い、バレエに関する物をすべて処分した事で娘と激突した。だが環が自分の意思でバレエをしていた事に気づいてやれなかった事を後悔し、ゴミ集積所まで捨てた品物を探しに行き取り戻すことが出来て娘とは和解する。 早川家に律の実弟の路加が預けられた期間の平日の昼間は鈴井家で面倒を見ていて路加に対してメロメロになっていた。 鈴井 圭介 演 - 小林博(第2話から) 恭子の弟。姉思いで自分たちを捨てた母・絹江に対して、怒りや憎しみこそは抱いていないが、姉の苦労を見知っていただけに、その点に関しては未だ強い憤りを感じている(第29話)。だが、母が姉に当てた手紙の束を渡され、それを読んで感じたものがあったのか、母の快気祝いでは照れ隠しにわざと明るく軽く振舞い、彼なりに母との再会を喜んでみせた。 環のアルバイトの一件がきっかけで辞めた後でも「CHRONUS」に縁が出き、恭子の主治医で昔からの友人・花山と一杯飲みに行くこともある(第29話)。
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