金曜日のたまごパン
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「大竹まこと 金曜日のたまごたち」の記事における「金曜日のたまごパン」の解説
当時、同じニッポン放送の『ヤングパラダイス』で番組ブランドのインスタントラーメン『ヤンパラフル』が製作されて日清食品から発売されたが、当番組でも番組ブランドのパンを製作することになった。最初、この企画は冗談のつもりで出たものだったという。アイデアは番組中で募集し、最優秀作品に選ばれた物は木村屋總本店にて商品化されることになった。応募総数234点の中からノミネート作品として12点に絞られ、最終選考会は1987年1月15日に当時ニッポン放送本社ビル3階にあったラジオハウス銀河(銀河スタジオ)で行われた。審査員は大竹まことの他、芳本美代子、「謎のパン博士・Mr.イースト菌」と言われていた田村氏、木村屋取締役営業部長、当時のニッポン放送制作副部長の5名。味、見栄え、作り易さ(コスト面や大量生産が可能かどうかなど)をポイントとして審査された。司会は松本秀夫が務めた。ノミネート作品の中には、「明太子入りフランスパン」、日本そばが入った「年越しそばパン」、スリッパ型の「スリッパン」、「1ポンドステーキ入りパン」(1個1,500円になるので、コスト的に無理と判断されて外された)、そして「ウンコパン」もあったが、ウンコパンの現物は本物そっくりの臭いがしたと言うことで衛生局の判断により、会場には原画のみが登場した。そして厳正な審査の結果、最優秀作品には女子高生3人組のアイデアによる「パック入りたまごパン」(ホワイトチョコレートで包んだ卵型のパンを卵用のパックに入れたもの)が選ばれ、商品化されて同年2月には木村屋の店頭で販売された。また、同年3月6日には当番組の放送中、ニッポン放送前でもこのたまごパンの販売会が行われた。
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