量産期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:13 UTC 版)
1980年代半ば以降になると、アダルトビデオの延長線上として、アダルトアニメはビデオテープやLDにより量産されるようになる。OVAによる初のアダルトアニメは、1984年2月にワンダーキッズが制作した中島史雄原作の『雪の紅化粧/少女薔薇刑』であるが、これは当時すでに時代遅れだった劇画調の絵柄で、大ヒットとはならなかった。なお、同作品の制作は1979年に完了済みであり、発売時期を模索した結果、1984年となった。 その後、同じくワンダーキッズによる『仔猫ちゃんのいる店』(原作・中島史雄)が発売された。こちらはデフォルメの効いた絵柄で、アニメファン層にも受け入れられた。この当時から新興のビデオメーカーが独自レーベルを掲げて作品を制作・販売するスタイルが次第に確立され始めるが、タイトルごとのヒットというレベルには至らなかった。
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