野百合 (宮沢昭のアルバム)とは? わかりやすく解説

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野百合 (宮沢昭のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 04:36 UTC 版)

『野百合』
宮澤昭スタジオ・アルバム
リリース
録音 1991年12月5日 - 12月6日
東芝EMI第3スタジオ
ジャンル ビバップ
時間
レーベル EAST WORLD
プロデュース 浅川マキ
宮澤昭 アルバム 年表
ラウンド・ミッドナイト
1985年
野百合
1992年
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野百合』(のゆり)は、宮澤昭のアルバム。1992年8月26日東芝EMI - EAST WORLDレーベル(現:ユニバーサルミュージック合同会社内EMIレコーズ・ジャパンレーベル)より発売された。規格品番:TOCT-6631。

概要

  • 浅川マキのアルバムを二十年以上の月日に亘って発表してきた東芝EMIが、1991年に浅川マキに作品3枚のプロデュースを委ねた。そこには何の要求もなく、〝現在(いま)と云う時代のなかで稀有なチャンスに違いない〟と浅川マキは綴っている[2]
  • 本作と共に『From the Broken World』(トリスタン・ホンシンガー)、『COME FROM WITH』(植松孝夫)の二氏のアルバムも制作され、同日に発売された。
  • 浅川マキはブックレットの中で、本作を含む三作品が完成した時の心境を以下のように綴っている。
     いまこのとき、プロデュースした三枚の素敵な完成度の高い作品たちに酔いしれながら、やっぱり同じ気持ちに落ち入った。
     「どうしてなのかなあ」
     数多くの作品を創るたびに感じてきた。音楽と云う 形では見えないものだからか。いや、そんな事では毛頭ない。
     「創る」と云う事は、寂しいことなのだろうか。[2][3]
  • 2024年6月19日ディスクユニオンから3作品(本作、トリスタン・ホンシンガー、植松孝夫)が、1992年当時のマスター音源を使用したCD〈規格品番:CAER1004〉とLP〈規格品番:CAER1001〉で29年振りに再発売された。なおレコードは初LP化となる。ディスクユニオン公式オンラインサイトで購入すると、もれなく各タイトル・ジャケットのアザーカットを使用した特典ポストカードが封入されている。

収録曲

# タイトル 作詞 作曲 時間
1. 「野百合」   宮澤昭
2. 「12+2」   宮澤昭
3. 「秋意」   渋谷毅
4. 「BEYOND THE FLAMES」   渋谷毅
5. 「SEA HORSE」   宮澤昭
6. 「浜名湖」   宮澤昭
7. 「WATER BEETLE」   宮澤昭
8. 「DOZING BLUES」   宮澤昭
合計時間:

クレジット

演奏者

制作スタッフ

発売形態

形態 発売日 品番 発売元 備考
CD 1992年09月05日 TOCT-6556 東芝EMI 【初出】オリジナル発売日。
1995年12月13日 TOCT-9315 東芝EMI 【CD再発】 廉価盤
2024年06月19日 CAER-1004
(PROT-1366)
C.A.E. RECORD
制作:ユニバーサルミュージック
販売:disk UNION
【CD再発】レコードと同時発売
LP CAER-1001
(PROT-7265)
【初LP化】完全限定プレス盤

脚注

  1. ^ CD1995年12月13日再発売、規格品番:TOCT-9315、より。
  2. ^ a b 浅川マキ『野百合』(CDブックレット)宮澤昭東芝EMI、東京、1992年5月30日。TOCT-9315 1995年再発盤。 
  3. ^ 平成四年(1992年5月30日 ライナーノートに寄せて。



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