遺留品未発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 22:21 UTC 版)
「ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故」の記事における「遺留品未発見」の解説
しかし、墜落後も電波を発し続けるフライトレコーダーやボイスレコーダー、海面に漂う燃料はおろか、一切の機体残骸を発見することができないまま2月5日午後1時を以って捜索は打ち切られ、事故後40年以上が経過した現在に至るまで残骸などは全く発見されていない。 同機が消息を絶った地点は日本海溝の水深が5,000メートル前後ある海域であり、当時の技術では探知不能な深海に機体が水没したと判断された。乗員6名(機長、副操縦士とセカンドオフィサー・航空機関士各2名ずつ)は死亡したものと認定された。なお、事故機の機長は、1973年にパリのオルリー空港近辺で発生したヴァリグ・ブラジル航空820便墜落事故(機上で火災が発生し不時着陸した事故)で不時着に成功し、生存した機長であった。
※この「遺留品未発見」の解説は、「ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故」の解説の一部です。
「遺留品未発見」を含む「ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故」の記事については、「ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故」の概要を参照ください。
- 遺留品未発見のページへのリンク