遣手とは? わかりやすく解説

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遣手

読み方:ヤリテ(yarite)

妓楼遊女新造、禿を監督する女。

別名 香車、遣手婆


遣手

読み方:おばさん

  1. やりてをさして云ふ。遊女監督権有する娼家雇女
  2. 遊廓にて娼妓専属して客と娼妓用を弁ずる女中

分類 東京


遣手

読み方:やりて

  1. 遊女勤怠より遊客動作に至るまで、百事楼上監督権有するものにて、今日「をばさん」と呼ぶ者に同じ。「-婆あ」。
  2. 妓楼にて諸事取りもち、又遊女監督などをなす女。やりて婆。花車
  3. 遊女取締役として一方遊女遊客の間の世話を焼く女中を「やりて」といひ、小格子見世では「おばさん」、京阪地方では「仲居」といふ。男衆は之を「なかどん」と云ふのである
  4. やりて婆。遊女屋世話女。
  5. 遊里に於て諸事とりなす婆。又花車(くわしや)ともいふ。遊客遊女とりもつ婆、又辣腕家のことをもいふ。
  6. 遊廓諸事取持ちをする女のこと、行う者、与える人の意から出た語「カシヤ」(花車)ともいう。

分類 東京花柳界


遣手

読み方:やりて

  1. 一般詐欺師。〔第二類 人物風俗

遣手

読み方:やりて

  1. 検事。〔第二類 人物風俗
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遣手(やりて)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 18:14 UTC 版)

花魁」の記事における「遣手(やりて)」の解説

遊女屋全体遊女管理・教育し、客や当主遊女との間の仲介役。誤解されがちだが当主の妻(内儀)とは別であり、あくまでも従業員難し役どころため年季を勤め上げた遊女や、番頭新造のなかから優秀な者が選ばれた。店にひとりとは限らなかった。

※この「遣手(やりて)」の解説は、「花魁」の解説の一部です。
「遣手(やりて)」を含む「花魁」の記事については、「花魁」の概要を参照ください。

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