道路遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 14:39 UTC 版)
「上神主・茂原官衙遺跡」の記事における「道路遺構」の解説
遺跡地の南東隅に古代の道路跡が確認されている。遺跡の南東コーナーの南に浅間神社古墳という古墳時代の円墳があるが、道路跡はこの円墳の北西側を削って北東方向へ伸び、台地の東端を切通す形で、東側の低地へ下っている。この道は、周囲の遺跡群との位置関係などから、古代の東山道の跡とみられる。道路は浅間神社古墳から南下しているものと思われていたが、2006年度から2013年度にかけての再調査により、南西方向へ伸びていることがわかった。 2006年度から2013年度にかけての再調査では、東山道に近い遺跡の南東部で、遺跡南端を区切る区画溝が約4.5メートルほど途切れている箇所のあることが確認された。その北側には、2本柱の門の跡とみられる遺構が2か所見つかっており、この場所に官衙の南側の入口があったと思われる。
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