過去にあった路線計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:35 UTC 版)
「上毛電気鉄道」の記事における「過去にあった路線計画」の解説
上毛線の大胡から分岐し、伊勢崎を経由して埼玉県の本庄に至る路線の計画があったが、昭和の大恐慌のあおりを受けて実現しなかった。 群馬県立歴史博物館発売の資料「ぐんまの鉄道」によると、群馬県及び埼玉県内北部の都市間連絡鉄道として、以下の路線を計画していた。 第一期線大胡 - 北伊勢崎 - 東本庄 第二期線群馬総社 - 東三俣 東本庄 - 藤岡 - 吉井 新町 - 藤岡 - 鬼石 却下線東本庄 - 寄居 西桐生 - 桐生 - 深谷 - 川越 なお、2004年まで使われていた旧坂東大橋は、上毛電鉄の路線計画を受け鉄道道路併用橋として使えるように設計されていた。戦後、軌道として使用される予定であった部分は交通量の増加により、道路として拡張された。 また、同資料によると東武鉄道との合併計画があったが、これも実現しなかった。 現在、他社連絡で直接接続しているのは東武鉄道桐生線赤城駅(上毛委託)しかない。昭和40年代に中央前橋駅 - 一毛町(現:城東駅)駅間から国・群馬県・前橋市からの補助金を交付されて国鉄(現:JR)前橋駅と接続するという計画があったが、上電プラザビル建設などの上電側の事情から実現しなかった。現在は、日本中央バスによるシャトルバスで接続を行っている。また、西桐生駅はかつて桐生市の都市整備計画で桐生駅での国鉄接続が検討されたが、事実上構想は立ち消えになっている。
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