運行形態と設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:56 UTC 版)
「アセラ・エクスプレス」の記事における「運行形態と設備」の解説
全体的に老朽化した在来線で1830年代の設備も残るが、路線の近代化工事は継続的に行われている。交差する道路は立体化されており踏切は非常に少ない。 ワシントンD.C. - フィラデルフィア - ニューヨーク間は複々線の区間が多く、最高速度215 km/h程度で225マイル(約360 km)を最速2時間47分で結ぶ。ニューヨーク - ニューヘイブン - ボストン間はニューヨーク近郊で通勤列車の本数が多いため大幅な徐行を余儀なくされているが、最高速度240 km/hに対応している区間もあり、231マイル(約370 km)を最速で3時間23分で結んでいる。 座席はファーストクラスとビジネスクラスのみからなっており、他の列車のエコノミークラスとは値段、サービス両面で差をつけている。公衆無線LANも使用可能。カフェ車も連結されている。ファーストクラスでは他のアムトラックの寝台車同様、食事及び酒を含む飲み物がサービスされる。アセラ車内販売限定サンドイッチも人気が高い。 なお、アセラ・エクスプレスの運転開始後も細々と(ワシントンD.C. - ニューヨーク間で)運転されていた「メトロライナー」は2006年10月27日の最終運行をもって全廃となった。ちなみに最晩年の「メトロライナー」は平日1往復の運転となっていた。
※この「運行形態と設備」の解説は、「アセラ・エクスプレス」の解説の一部です。
「運行形態と設備」を含む「アセラ・エクスプレス」の記事については、「アセラ・エクスプレス」の概要を参照ください。
- 運行形態と設備のページへのリンク