遊タイム以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 05:43 UTC 版)
パチンコでは、過去に何度か天井に相当する機能を搭載した機種が現れたことがあるが、広く普及するには至らなかった。 1993年に登場した『春夏秋冬』では地獄モード滞在時に限り42回目のリーチで必ず大当たりになるという天井が存在した。しかし外部からはモード判別が不可の為実用には至らなかった 1994年に発売された『黄門ちゃま』(平和)において「1000回転で必ず確率変動を引ける」機能が搭載されたことがあったが、その後この機能は後継機等には引き継がれずに終わった。 その後2006年に登場した『CRやすしきよし555』(豊丸産業)において、「通常時とほぼ大当たり確率が変わらない確変」を利用して「555回転以上はまると次回大当たりに必ず555回転の時短がつく」(通常は30回転か100回転の時短が多く、稀に555回転の時短に昇格する)という形で仮天井を実現する機能が搭載されたが、これもその後広がりを見せることはなかった。 同じく豊丸産業が2010年に発売した『CR天上のランプマスターS128』には、やはり低・高確率時の大当り確率にあまり差をつけず、「128回転の間、出玉の無いものも含めた確変大当りを引かない」または「15回連続で確変を継続させる」ことで、すべての大当りに時短がつく「創神モード」へ移行するという、擬似天井機能が搭載されている。「創神モード」は内部的には低確率状態であり、前者は127回転のST終了、後者は15回の確変リミットによるものである。なお、この機能に関しては、メーカーは「天井」ではなく「天上」の表記を用いている。
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