連合国家創設条約の主な条項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 17:49 UTC 版)
「ロシア・ベラルーシ連合国家創設条約」の記事における「連合国家創設条約の主な条項」の解説
連合国家の最高執行機関は、ロシア連邦とベラルーシ両国の大統領や首相以下の閣僚、両国の議会議長などで構成される「最高国家会議」で、「国家元首」である「最高国家会議議長」(大統領に相当)は 、両国の大統領が交代で務める。 連盟国の機関として、二院制の連邦議会(両国の議会の議員から選出される「連邦会議(連邦院)」と、両国国民の有権者から普通選挙で直接に議員を選出する「代表者会議(代表者院)」とで構成)、「閣僚会議」(会議の長である「閣僚会議議長」は首相に相当)と称する連邦内閣、連邦最高裁判所、連邦会計検査院などを設置する。 連合国家自体も連合国家構成国も、ともに主権国家(独立国家)としての諸権利を保有する。 単一通貨の導入。 連合国家構成国の国民は、連合国家構成国と連合国家自体の両方の国籍を保有する。 関税を含めた共通の税金制度の導入。 両国の統合の進行度を見て、連合国家独自の憲法を制定する。 両国のベラルーシ国家国境沿岸軍委員会=ベラルーシ国家国境沿岸軍、ロシア連邦保安庁国境沿岸部=ロシア連邦国境沿岸軍を統合した超法規的国境沿岸警備機関の設置と編成など。
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