通行量減少と空き店舗増加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 22:34 UTC 版)
「ぶらくり丁商店街」の記事における「通行量減少と空き店舗増加」の解説
1990年代から2000年代にかけての店舗撤退の結果、ぶらくり丁7地点の休日平日の平均通行量は、1992年(平成4年)の54,147人が2010年(平成22年)には17,461人にまで激減した。 空き店舗率も2002年(平成14年)には11.51%(全278店舗中32店舗)であったが、2004年(平成16年)12月には23.23%、2006年(平成18年)9月には27.27%、2007年(平成19年)に22.71%(全273店舗中62店舗)、2008年(平成20年)度調査で24.18%、2010年(平成22年)4月には27.94%と高い状態が続き、近年はいわゆるシャッター通りと化している。 また昭和60年代以降は、和歌山市全体の人口が減少に転じ、2009年の市の報告によれば、18歳年齢人口約9,000人のうち7,000人が県外へ流出している。さらに和歌山県の人口も16年連続で減り続け、2011年(平成23年)には100万人を切った。こうした人口減少など地域全体の衰退の影響も受け、ぶらくり丁の衰勢は止まらなくなっている。
※この「通行量減少と空き店舗増加」の解説は、「ぶらくり丁商店街」の解説の一部です。
「通行量減少と空き店舗増加」を含む「ぶらくり丁商店街」の記事については、「ぶらくり丁商店街」の概要を参照ください。
- 通行量減少と空き店舗増加のページへのリンク