シリアライズ
(逐次化 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/28 08:34 UTC 版)
コンピュータプログラミングにおいて、シリアライズ (英: serialize) もしくはシリアル化という用語は、次のような異なる2つの意味を有する。
- ^ CON09-C. ロックフリープログラミングの手法を使うときは ABA 問題を避ける
- ^ “Javaオブジェクト直列化仕様” (日本語). オラクル. 2007年12月8日閲覧。
- ^ カスタムのシリアル化 | Microsoft Docs
- ^ 属性を使用した XML シリアル化の制御 | Microsoft Docs
- ^ ISerializable Interface (System.Runtime.Serialization) | Microsoft Docs
- ^ バイナリ シリアル化 | Microsoft Docs
- ^ BinaryFormatter セキュリティ ガイド | Microsoft Docs
- ^ C# を使用した JSON のシリアル化と逆シリアル化 - .NET | Microsoft Docs
- ^ データ コントラクトの使用 - WCF | Microsoft Docs
- ^ “PHP: オブジェクトのシリアライズ - Manual” (日本語). PHP Group. 2020年8月27日閲覧。
- 1 シリアライズとは
- 2 シリアライズの概要
- 3 関連項目
逐次化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 18:49 UTC 版)
第一の意味の逐次化(ちくじか)は、主としてマルチスレッドプログラミングにおいて使われる用語である。ある資源が複数のスレッドから同時にアクセスされても破綻することのないように、同時のアクセス要求が起こったときには、それぞれのスレッドが順番にその資源を利用するように調整(調停)することを逐次化という。逐次化によりプログラムはスレッドセーフとなる。これは一般には、その資源をロックできたひとつのスレッドのみがその資源の利用権を得て、ロック中には他のスレッドはその資源をロックできないような機構(排他制御)を用いるか、あるいはアトミック命令を利用したロックフリーのアルゴリズムを利用することにより実現される。長時間のロックによりスループットが低下することを避けるために、データや要求をいったんキューに入れ、順次取り出して処理する(遅延実行する)ことによりスループットを改善することもあるが、複数のスレッドで共有されるキュー自体の操作はやはり排他制御する必要がある。そのほか、複数のプロセスが同一の資源(ファイルなど)にアクセスするような場合も破綻しないように、同様に何らかの逐次化が必要となる。 詳細は「同期 (計算機科学)」を参照
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