逐次修正射撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/26 08:20 UTC 版)
逐次修正射撃は、目標中心と弾着点とのずれが遠近、左右といった有無でしか認識出来ず、ずれの距離は得られない状況で行われる挟叉修正射撃と、遠近左右の情報に加えてずれの距離情報（ミス・ディスタンス）まで得られ、それに基いて修正を行う偏差修正射撃の2つがある。 目標中心と弾着点とのずれ Z j {\displaystyle Z_{j}} は、兵器目盛り上での縮尺係数 h {\displaystyle h} × 兵器の照準点と目標中心との誤差 x j {\displaystyle x_{j}} と、射撃ごとのランダムな弾道誤差 ξ j {\displaystyle \xi _{j}} との和で表される。 Z j = h x j + ξ j {\displaystyle Z_{j}=hx_{j}+\xi _{j}} 以下では簡単のために遠近方向の1次元についてのみ考察を行う。
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