追悼と葬儀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:53 UTC 版)
「ブライアン・シックニック」の記事における「追悼と葬儀」の解説
2021年1月8日、ペロシ下院議長はシックニックに敬意を表して議事堂の旗を半旗にするように命じた。マイク・ペンス副大統領はシックニックへの追悼の意を表するために彼の家族に電話をかけ、またトランプ政権の副報道官は書面による声明を発表した。週末、トランプは1月10日から13日まで全ての連邦政府の建物、敷地、船舶で半旗を掲げるように命じた。またニュージャージー州知事とバージニア州知事も1月11日にそれぞれの州で半旗を掲げるよう命じた。 1月12日、ニュージャージー州サウスリバーのシックニックの故郷で追悼式が行われた。式典には彼の家族、ボブ・メネンデス上院議員、地元当局者が出席した。メネンデスはシックニックに敬意を表して議事堂に掲げられていた旗を彼の家族に贈った。シックニックの母校であるイースト・ブランズウィック工業高校は校内に樫の木を植える計画を発表した。 1月29日、ペロシと上院多数党院内総務のチャック・シューマーは議事堂ロタンダ(英語版)でシックニックの遺体を一般公開(英語版)することを発表した。2月2日夜に議事堂の東正面で式典が始まり、大統領のジョー・バイデンとファーストレディのジル・バイデンが遺体の前で彼を悼んだ。翌2月3日には副大統領のカマラ・ハリスとセカンドジェントルマンのダグ・エムホフが数人の議員と警官と共に参列して彼に敬意を表した。同日中にシックニックの火葬された遺体は議事堂を出発し、アーリントン国立墓地に埋葬された。 2月8日、シックニックの家族たちはメトロポリタン警察署の3人の警官と共にNFLの名誉ゲストとして第55回スーパーボウルに出席した。 約一年後、シックニックのパートナーだった女性は、PBSの番組でのインタビューによると、二人とも事件前はドナルド・トランプの支持者だったものの、現在はトランプに事件の責任があり刑務所にいれられるべきだと考えているという。
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