追尊天皇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 18:03 UTC 版)
薨去の後に天皇の尊号を諡された者である。崇道天皇を除き、薨後にその子が天皇に即位したことによる。 岡宮天皇 - 草壁皇子。40代天武天皇の皇太子で、42代文武天皇・44代元正天皇の父。即位前に病没し、「岡宮御宇天皇(おかみやにあめのしたしろしめすすめらみこと)」を追尊。「長岡天皇」とも。 尽敬天皇 - 舎人親王。47代淳仁天皇の父。子の即位により「崇道尽敬皇帝」を追尊。「崇道尽敬皇帝(旧字体表記、崇道盡敬皇帝)」とも。 春日宮天皇 - 志貴皇子。49代光仁天皇の父。子の即位により「春日宮御宇天皇(かすがのみやにあめのしたしろしめすすめらみこと)」を追尊。「田原天皇」とも。 崇道天皇 - 早良親王。50代桓武天皇の弟で廃太子(785年(延暦4年)薨去)。800年(延暦19年)、「崇道天皇」を追尊。 陽光天皇 - 誠仁親王。106代正親町天皇の東宮。即位前に薨去。太上天皇、院号「陽光院」を追尊。「陽光院太上天皇」とも。 慶光天皇 - 閑院宮典仁親王。119代光格天皇の父。1884年(明治17年)、贈太上天皇、諡号「慶光天皇」を追尊。 → 尊号一件
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