述筆法堂清談会とは? わかりやすく解説

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述筆法堂清談会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/14 06:12 UTC 版)

松田雪柯」の記事における「述筆法堂清談会」の解説

清の楊守敬来日日本の書道界大きな衝撃与えたが、それより3、4年前から、柯は清の段玉裁の「述筆法」を研究していた。そして明治13年1880年)に『段氏述筆法』を完成し自費出版80部)しているが、この『段氏述筆法』の題字山陰遺法)は三条梨堂叙文日下部鳴鶴跋文巌谷一六執筆よるものであった。 『段氏述筆法完成1年前から毎週月曜日に「述筆法堂清談会」を主宰した。書法研究をはじめとし、詩書画の鑑識指導などを目的とする研究会であった柯によって記されたその参会記録「述筆法人名簿」1冊と「述筆法堂清談会条規」の原本残っており、その条規には次のように定められている。 1. 本会同好相会シ翰墨遊戯スルトス1.会社員ノ相聚ル若クハ書若クハ画詩ヤ文ヤ其近作ニ係ル者ヲ斎帯シ以テ社中品評ヲ受ヘシ1. 法書名画珎書奇冊ノ旧蔵新獲ヲ問ハスラバ輙チ之ヲ本会携持社中聞見ヲ資クヘシ1. 本会松田雪柯ヲ推テ盟主トシ毎月曜日其堂ニ会シ臨書読画各自適宜ニ任シ是正盟主ニ取ルヘシ 質疑問題アレバ盟長ニ就テ其説ヲ聴ヘシ 柯を会長として毎回一六・鳴などが名簿記名されているので、柯に指導仰いでいたことがわかる。

※この「述筆法堂清談会」の解説は、「松田雪柯」の解説の一部です。
「述筆法堂清談会」を含む「松田雪柯」の記事については、「松田雪柯」の概要を参照ください。

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