述語による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 06:24 UTC 版)
文は述語の形によって分類される。「A(主語)はB(補語)である」つまりA=Bの形の文を名詞文(コピュラ文)といい、述語が動詞などからなる文を動詞文という。多くの言語にこの区別があり、名詞文の動詞に相当するコピュラ(「である」)を使わない言語(「AB」という)も多い。 名詞文は意味的には、AとBを逆にしても同じ意味である(A=Bの意味である)指定文と、AとBを逆にできない(BはAの属性である)措定文に分けることができる。 英語など多くの言語では、形容詞を述語とする場合にも名詞文(措定文)と同じ形式をとる。一方、形容詞が動詞と同じまたは似た形式をとる言語もあり、この場合は形容詞が述語となる。例えば日本語では形容詞文・形容動詞文も区別される。
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