近江鉄道への譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/09 00:01 UTC 版)
「東武ED10形電気機関車」の記事における「近江鉄道への譲渡」の解説
近江鉄道へは1972年(昭和47年)7月に譲渡され、翌1973年(昭和48年)1月に入籍した。外観上は車体塗装が近江鉄道の電機標準色である青灰色に変更された他は東武在籍当時と大きな変化はないが、入線に際して主要機器の大半が国産品に換装されている。 入線後は多賀町のビール工場からの貨物輸送に充当され、1984年(昭和59年)10月30日にビール輸送が廃止された後は彦根駅や住友セメント(当時)彦根工場の構内の入換に使用された。しかし、1986年(昭和61年)3月末をもって住友セメント彦根工場の鉄道輸送運用が全廃されたため、本形式も用途を失い休車となった。その後は長らく彦根駅に隣接の彦根工場構内で留置されていたが、2004年(平成16年)7月1日付で廃車となった。
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