農福連携による地域活性化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 22:34 UTC 版)
「リフレかやの里」の記事における「農福連携による地域活性化」の解説
現在の与謝野町の指定管理者である前述の社会福祉法人では、以前から休耕田を使った農作物栽培などの事業を行っていた。事業のなかで得たヒントをもとにそのノウハウを生かし、規格外の農作物を使った加工品製造の事業をはじめた。農産加工品の工場を併設しジュースやジャムなどの加工品を製造している。館内で販売され、森のレストランのランチビュッフェでも提供されている。障害者就労継続支援事業の事業指定を受けており、地元の障害者の雇用創出に貢献している。 農産加工品は、厚生労働大臣賞の受賞を後押しに地域でも一般に販売されるようになり、福祉施設の利用者の賃金のアップにもつながり、リフレかやの里は2011年のリニューアルオープン後の2年半で延べ15万人の集客となった。この取り組みは、生産者、加工品製造に携わる福祉施設の利用者、消費者による連携により、地産地消の農福連携による地域活性化のモデルとなっており、メディアでも取り上げられている。
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