軸継手としてのフランジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 07:26 UTC 版)
回転する2つの軸をつなぎ合わせ、一方の軸の回転運動を別の軸に伝える機構を軸継手と呼ぶ。軸継手は、軸の中心線を固定する固定継手と固定しない可動軸継手に2分される。フランジ継手はいずれにも利用される。 固定軸継手においては、軸径の小さな場合はスリーブ継手を用いる。軸径が大きいものは、フランジを軸の端に圧入後、キーを打ち込んでフランジを固定する。その後、つばをボルトで締め、固定する。可動軸継手においては、フランジ同士を固定するボルト部に弾性体、例えばゴム、皮などを挟み込み、軸のたわみを許す構造をとる。この場合はたわみ継手とも呼ばれる。
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