軸索輸送のメカニズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 06:48 UTC 版)
軸索の中の大多数のタンパク質は、神経細胞体で作られ軸索に沿って輸送される。 このため軸索輸送は、神経細胞の成長と生存に不可欠である。 軸索内には微小管が存在し、モーター蛋白質に「レール」を提供している。 この微小管上を動くタンパク質がキネシンとダイニンである。キネシンは順行性(軸索先端に向かって)に貨物を動かすのに対して、ダイニンは逆行性に(細胞体に向かって)動く。これらのモータータンパク質は、ミトコンドリアや、細胞骨格や、神経伝達物質を含む小嚢などのオルガネラを含む数個の異なった貨物に結合して輸送する。
※この「軸索輸送のメカニズム」の解説は、「軸索輸送」の解説の一部です。
「軸索輸送のメカニズム」を含む「軸索輸送」の記事については、「軸索輸送」の概要を参照ください。
- 軸索輸送のメカニズムのページへのリンク