軍隊礼式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 06:11 UTC 版)
アメリカ陸軍10マイル走大会において、国歌吹奏で挙手の敬礼を行う軍人。後方の体操服姿の人々は掌を胸に当てる敬礼を行っている。 挙手の敬礼および捧げ銃の敬礼を行うアメリカ空軍の軍人 挙手の敬礼を行うアメリカ海軍の軍人 挙手の敬礼および旗の敬礼を行うアメリカ陸軍の軍人 着剣捧げ銃の敬礼を行うアメリカ陸海空軍・海兵隊の軍人と、挙手の答礼を行うアメリカ陸軍(掌が下向き)およびフランス陸軍の軍人(掌が前向き) 着剣捧げ銃の敬礼を行うアメリカ陸軍・海兵隊の軍人と、挙手の答礼を行うアメリカ海軍およびチェコ空軍の軍人 スウェーデン海軍の舷門送迎。視察を終え答礼しながら退艦するアメリカ海軍作戦部長ゲイリー・ラフヘッドに敬礼する乗組員の横では号笛(サイドパイプ) を吹いている。 軍隊においては一般的な挙手の敬礼(挙手注目の敬礼)のほか、銃・刀・槍・旗などや各種兵器を用いたもの、手・腕ではなく頭・視線・体勢で表現するもの、個人(各個)・団体(部隊)によるものなど多種多様な敬礼が存在する。特に火砲を用いたものは礼砲と称す。 敬礼は受礼者が答礼してから元の姿勢に復するまで続けるべきであるとされている。 この軍隊礼式を参考として導入しているものは、準軍事組織(沿岸警備隊・国境警備隊など)や警察・消防などの公的機関だけでなく、警備会社や交通会社(航空・鉄道・船舶・バスなど)といった民間の組織などもある(後述)。
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