車両搬入と連絡線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 17:09 UTC 版)
「東京メトロ南北線」の記事における「車両搬入と連絡線」の解説
本路線最初の区間(駒込駅 - 赤羽岩淵駅)の開業時には、他路線との接続がないことから、9000系車両は最初に綾瀬検車区に搬入し、受取検査・整備等を実施、その後千代田線で性能確認のための試運転を実施した。 そして、綾瀬検車区よりトレーラーで王子検車区まで道路輸送をし、同検車区でクレーンを用いて地下の南北線へと搬入された(4両編成で搬入された第01 - 08編成が該当する)。営団地下鉄で、道路輸送・クレーンによる地下への車両搬入は1964年(昭和39年)に東西線の最初の開業区間である高田馬場 - 九段下間開業時以来、27年ぶりである。なお、1995年以降に増備された2次車以降は次に述べる連絡線を経由して搬入された。 市ケ谷駅の四ツ谷寄りに有楽町線との連絡線が存在する。南北線や埼玉高速鉄道の車両が点検整備のために新木場CRや、さらに有楽町線桜田門駅から千代田線霞ケ関駅へ向かう連絡線を経て綾瀬工場へ向かう場合に使われる。また、東京湾大華火祭での新木場行臨時列車や半蔵門線の8000系車両の新木場CRへの回送にも利用される。東急東横線と副都心線の直通運転開始前の関連各社の試運転用車両の回送も、この連絡線を介して行われた。
※この「車両搬入と連絡線」の解説は、「東京メトロ南北線」の解説の一部です。
「車両搬入と連絡線」を含む「東京メトロ南北線」の記事については、「東京メトロ南北線」の概要を参照ください。
- 車両搬入と連絡線のページへのリンク