路線延伸構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 02:47 UTC 版)
1975年には、中空知広域圏の開発促進と石狩湾新港建設を焦点とする貨物輸送による新しい物流ルート開発を大義として、新十津川駅から滝川駅へ路線を直結して根室本線に乗り入れようという動きが起こり、滝川市、新十津川町、浦臼町、月形町、当別町の沿線各市町も実現を期すとして期成会も設立された。だが当時の国鉄が石狩川の架橋に巨額の費用がかかることからあまり積極的でなかったこともあり進展しなかった。その後、1990年(平成2年)7月の札沼線整備促進期成会にて石狩川への2本の橋梁建設や高速道開通による道路状況の改善で鉄道新線の必要性が低くなったことを理由に滝川駅への延伸計画が断念されている。また、2017年(平成29年)7月に、当時バス転換が検討されていた同線沿線4町長の意見交換会が行われた際、当別町の宮司正毅町長が当駅から滝川駅まで、路線を延伸することを提案したことがあるが、町長の間で意見は一致しなかった。
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