赤の中の女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:52 UTC 版)
「金田一耕助の冒険 (短編集)」の記事における「赤の中の女」の解説
短編集第11作(第2分冊第5作)。 表題に読みがなは振られていない。 初出 「週刊東京」昭和33年(1958年)5月、昭和4年(1929年)8月の「アサヒグラフ」に所収の『赤い水泳着』を金田一ものに改稿 事件現場 H海岸ホテル 事件発生日 8月5日 - 6日(昭和32年(1957年)に比定するのが定説) 登場人物 榊原(さかきばら)史郎 - 詩人。 榊原恒子(さかきばら つねこ) - 史郎の妻。もと新劇「享楽座」の女優。実家の姓は山本。扼殺され、沖合で浮かんでいるところを発見された。 安西恭子 - 「陽気な寡婦」を気取っている。前年に川奈のゴルフリンクで史郎と面識を得て、数人で十国峠をドライブしたことがある。 永瀬重吉 - 舞台技術者。恒子とは旧知。自室で絞殺死体となって発見された。 氏家勝哉(うじいえ かつや) - 恒子の元夫。前年の冬に蔵王でスキー中に遭難死。 氏家直哉 - 勝哉の弟。恒子を尾行し、恒子は結婚詐欺常習犯だという匿名の手紙を史郎に届けていた。 里見純蔵 - 安西恭子の婚約者。 浅見警部補 - 所轄の捜査主任。
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