貴族院の院内会派とは? わかりやすく解説

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貴族院の院内会派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:07 UTC 版)

院内会派」の記事における「貴族院の院内会派」の解説

貴族院 (日本)#院内会派」も参照 大日本帝国憲法下存在した貴族院は、華族勅選議員中心として政党色を排除する形で形成されていった。そのため、貴族院議員政党には属さず貴族院にあった院内会派属していた。院内会派当初爵位などの身分別に形成されるものが多かったが、次第最大会派研究会とこれに対抗する複数中小会派によって構成されるようになっていった。政党政治否定的な研究会次第院外にも発言力強め清浦内閣では国民選挙の洗礼受けた政党に代わって事実上単独与党化(政友本党閣外協力したため第2次護憲運動起ききっかけとなった1940年昭和15年)に新体制運動により衆議院既成政党解消され無党派時代迎え貴族院でも会派存続問題されたが、院内会派政党ではないことから解消することなく貴族院停会まで会派存続した。大政翼賛会へ参加任意とされ、当時の二大会派である研究会公正会からは多く参加見られたが、同成会などは2割ほどの参加に留まった。その後1940年昭和15年5月20日結成され翼賛政治会への参加状況は、衆議院議員大半であったのに対し貴族院議員は8割ほどであった。 なお、日本国憲法制定による貴族院廃止時には研究会火曜会交友倶楽部同和会同成会無所属倶楽部の6会派存在した

※この「貴族院の院内会派」の解説は、「院内会派」の解説の一部です。
「貴族院の院内会派」を含む「院内会派」の記事については、「院内会派」の概要を参照ください。

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