貴族院の黒幕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/01 10:05 UTC 版)
「藤田勇 (新聞記者)」の記事における「貴族院の黒幕」の解説
貴族院議員の旧小倉藩主・小笠原長幹とは旧臣関係にあり、この関係から貴族院の「研究会」の黒幕的存在となった。藤田は京都の貧しい公卿を集めて年2回宴会を開き、土産として金一封20円を渡すなどして買収工作をし、研究会の互選議員の選挙地盤を固めた。陸軍大臣・山梨半造が軍馬奨励のため提出した「競馬法案」に貴族院が反対した際、山梨は藤田と会って資金20万円を渡して貴族院での多数派工作を依頼し、結果貴族院は絶対多数で競馬法案を可決したとされる。
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