販売・評価等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 22:07 UTC 版)
発売当初は月に6,500台の販売目標を設定していたが、当初から月平均1,000台強と販売は低迷し、また、1999年(平成11年)の時点では月数百台ペースに落ち込み、2000年(平成12年)以降それが深刻化しており、末期には月数十台ペースまでに落ち込んでいた。 キャラクターコンセプトの中途半端さや高床式で開放感の無い室内等、各メディアでは相当酷評されていたのは確かだが、高床式故にSUVやミニバンの様な見晴らしの良さやヒップポイントの絶妙なポジション、後席のロングスライド機能でのゆったりとした足元空間、乗用車感覚で気負う事無く運転出来る気軽さ等で一部のユーザーからは人気を得ていた。又、後席のロングスライド機能を生かして、タクシーや送迎車・自治体の広報車等のビジネス用途にもルネッサは活用されていた事もある。 ルネッサと類似のコンセプトを持つ車種として、2列シートのミニバンである事やクロスオーバーSUVに近いデザインから、トヨタ・ナディア、トヨタ・ハリアー、日産・ティーノ、ホンダ・CR-V、ホンダ・S-MX、ホンダ・エディックス、ホンダ・アヴァンシア、三菱・RVR等が挙げられ、ルネッサは同じ日産のアベニールやトヨタ・カルディナ及びビスタアルデオやホンダ・アコードワゴン等の本来のジャンルであるステーションワゴンのみならず、ハイトワゴンである前述のRVRやS-MXやナディア、同じく日産のセレナとラルゴとプレーリーにトヨタ・イプサム及びエスティマ(「子エスティマ」と呼ばれているエスティマルシーダ及びエスティマエミーナも含む)やホンダ・オデッセイ及びステップワゴン等のミニバンや、前述のハリアーやCR-V、同じく日産のテラノ等のクロスオーバーSUVともライバルになり得る様な幅広い競合関係となっていた。
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