谷沢 誠(やざわ まこと)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:48 UTC 版)
「味いちもんめ」の記事における「谷沢 誠(やざわ まこと)」の解説
「藤村」の立板。群馬県出身。伊橋とは同い年だが、伊橋より3年「藤村」の先輩のため伊橋は谷沢を「谷沢さん」と呼んでいる(彼の方は当初伊橋を「伊橋さん」と呼んでいたが、上記の理由で伊橋自身が「伊橋でいい」と言って、それからは呼び捨て)。物語の序盤は伊橋と同じ追い回しだったが、3年間の実戦経験の差もあり実際の技術は伊橋より遥かに上だった。内気で話し下手、極度の緊張症で、脇板、煮方になった際は、包丁が握れなくなったり、味が分からなくなったりとトラブルが生じたが、熊野の励ましによりなんとか回復した。その後、小学校の栄養士と結婚した。基本的に大人しい性格だが、怒る時は怒り、伊橋がふざけてみんなに袋叩きに遭った時は(ギャグシーンではあるが)伊橋の頭に漬物石を落とすシーンもある。立板としてカウンターを任されている実力は本物で、客あしらいも上手い。熊野が留守中には代理で板場を取り仕切り、伊橋らに的確な指示を出す事もできる。自分にはない伊橋の明るく物怖じしない性格を認めており、自身でもそういうところを見習おうとしていたり、終盤に入ると良き相談相手としても見るようになり、「藤村」の経営の厳しさを伊橋に相談したりもしている。『~継ぎ味』では体調を崩して休養している熊野に代わって花板代理ともいえる立場を務める事になった。
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