諸外国の女子プロレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 08:43 UTC 版)
「女子プロレス」の記事における「諸外国の女子プロレス」の解説
韓国では女子だけで興行を開催することは無いが、アメリカでは以前にはGLOW、POWW、LPWAの女子プロレス団体も存在し、現在もPGWA、WEW、SWA、WSUのような女子のみの団体が存在している。 メキシコにもLLFやWWS、イギリスにもプロレスリングEVEのような女子プロレス団体が存在しているが、どちらもスタジオマッチや常打ち会場等での興行が主であり日本のような全国を回るような興行形態では無い。それを考えると日本の女子プロレスは非常に稀有な存在であると言える。しかし、日本においても女子プロレス団体の衰退が著しいことから、大都市や所属選手の地元等、集客が期待される場所での興行が主流となり、かつてのような地方興行は減少している。また日本でも多くの女子プロレス団体で男子の試合やミックスファイトを興行に組み入れるようになっている。 北米では女子プロレスの俗称として「Chick Fight」と呼ばれているが近年では日本の女子プロレスが評価されて「Joshipuro」と呼ばれるようにもなった。アメリカのインディー団体の1つであるACWでは女子部を「American Joshi」としている。 WWEでは2000年代までディーヴァと呼ばれ、あくまで男子レスラーのサポートといった立ち位置の選手が多かったが、JBエンジェルスやブル中野を観た新世代の加入、日本育ちの選手の加入などにより2016年以降は王座名を変更するなどウェイメンズ・ディビジョンと呼ばれ男子と同じ扱いとなっている。また2022年時点のパフォーマンスセンター練習生数、NXTブランドの所属選手も半数は女子選手となっている。2019年にはレッスルマニアのメインイベントがロンダ・ラウジー対シャーロット・フレアー対ベッキー・リンチ戦となり、女子のみのトリプルスレッドマッチで行われた。
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