調理法における歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 14:45 UTC 版)
大豆を蒸すこと自体は、味噌や納豆などを作る過程で古くより行われていたが、加工調理の工程にすぎず、それそのものを食べることを目的とされてはいなかった。 市販品としては2004年1月にマルヤナギ(現 株式会社マルヤナギ小倉屋)が発売した「健康+おいしい 蒸し大豆」が最初の商品。その後フジッコ、カネハツ、マルサンアイなどのメーカーが続けて発売した。 2014年2月3日放送のNHK「あさイチ」での「大豆がすごい」特集で蒸し大豆のおいしさや栄養、利便性が取り上げたことで話題を呼び、店頭は品薄状態に。このことがきっかけとなり、多くのメディアで蒸し大豆が取り上げられるようになり、市場が急激に拡大していった。 2015年12月発表の「食品成分表2015」(文部科学省)から「蒸し大豆」の項目が掲載された。 2017年7月放送の2度目のNHK「あさイチ」、2018年8月放送のTBS「名医のTHE太鼓判」など、TV番組で大きな反響を呼ぶたびに市場は拡大を繰り返した。 2019年1月、蒸し豆の市場規模が水煮豆の市場を超える結果となった。※出典:KSP-POSデータ
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