誘拐事件関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:31 UTC 版)
九十九 昭夫(つくも あきお) 比呂子の実父。20年前の誘拐事件の犯人? 愛人関係の佐智子と共に交通事故で死亡。大手医薬品メーカーの元プロパーで、敬愛会病院にも出入りしていた。 大槻 貞利(おおつき さだとし) 横須賀敬愛会総合病院の院長だった男性。誘拐事件の身の代金受け渡し役に指名された。事件以降、病院から市民の足が遠のき、職を辞し、隠居同然の生活をしている。 大槻 綾子(おおつき あやこ) 貞利の妻。事件当時、新聞に載った九十九の写真と自宅に掛かってきた犯人の声が一致しないような違和感を覚えた。 手塚 荘一(てづか そういち) 誘拐された新生児・夏雄の父。当時28歳。造船所に勤める溶接工。妻・浅子と共に未だに事件に悩まされている。 小宮(こみや) 横須賀敬愛会総合病院の産婦人科長。 末次(すえつぐ) 横須賀敬愛会総合病院の医師。浅子の担当医師。 澤田 弥生(さわだ やよい) 横須賀敬愛会総合病院の看護婦。最後に夏雄を見た人物。 滝川 絹江(たきがわ きぬえ) 横須賀敬愛会総合病院の看護婦。最後に夏雄を見た人物。 春木 佐智子(はるき さちこ) 九十九と愛人関係だった女性。夏雄を病院から連れ出した。 神崎 碧(かんざき みどり) 横須賀敬愛会総合病院皮膚科の看護婦。2通目の脅迫状(指示)が自宅に届いた。 高瀬 信吾(たかせ しんご) 横浜にある喫茶店マロニエの経営者。誘拐事件の身代金の受け渡し場所に指定された。競馬の呑み屋と高校野球のトトカルチョの胴元をしている。 堀江 淳二(ほりえ じゅんじ) 事件当時、敬愛会病院の資金運用の相談に乗っていた証券マン。事件当日も大槻と商談していた。 石橋 淡山(いしばし たんざん) 医薬品メーカーの営業マン。石橋湛山と誕生日が同じだったため、父親が同じ名前を付けようした。九十九と付き合いがあった。 華原 優(かはら ゆう) 風俗嬢。本名:田尻照代。誘拐事件当時は幼稚園生で、新生児室から赤ん坊を連れて行く小柄な女性を目撃した。
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