試験機・試作機
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「B-52 (航空機)」の記事における「試験機・試作機」の解説
XB-52 2機生産。1952年10月2日初飛行。最初の原型機。地上試験中に損傷し、修理のために初飛行はYB-52に遅れることとなった。1機は、YB-52に改修された。 YB-52 1機XB-52より改修。1952年4月15日初飛行。2番目の原型機。操縦席はバブルキャノピーで、タンデム配置。 B-52A 3機生産。頭記号がないものの最初の量産型であるが爆撃航法装備等を持たない実質的な追加試作機で各種フライトテストに使用された。試作機との外見上の相違点は座席配置がサイド・バイ・サイドになっているなどの点がある。 JB-52E B-52Eの1機(機体番号57-0119)を、8基あるTF33エンジンのうち、2基のみTF391基に換装した機体。 NB-52A B-52Aの最終号機(機体番号52-0003)を、超音速試験機X-15の試験支援機に改造した機体。X-15は専用のパイロンに搭載された。時期によって塗装が異なる。 NB-52B 詳細は「ボールズ8」を参照 B型のうち1機(機体番号52-0008)を、X-15の試験支援機に改造した機体。その後、ペガサスロケットの打ち上げや、X-38の投下実験、ハイパーX計画ためのX-43発進実験など、NASAの多数の技術試験プロジェクトに参加した。2004年退役。 NB-52E E型のうち1機(機体番号56-0632)を改造した機体。機首部にピトー管とカナード翼を追加された。カナード翼とLoad Alleviation and Mode Stabilization system (LAMS)(CCV技術)の試験に用いた。 NB-52H H型を基にしたNASAの試験支援機(機体番号61-0025)。2002年から運用。
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