記録と豆知識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 20:09 UTC 版)
「タイガー・ウッズの成績一覧」の記事における「記録と豆知識」の解説
2019年マスターズでの優勝を除き、メジャー大会優勝の全てにおいて彼は第3ラウンド終了時に単独首位または首位タイだった。また彼は第2ラウンド終了時に首位または首位タイだったことが11回あり、うち敗れたのは3回だけである。 4大メジャーの1つ(マスターズ)において、72ホールでの最少スコア「270」というタイ記録を持っている。 2005年と2006年に、連続して複数のメジャー優勝を成し遂げた唯一の選手である。 1年で複数のメジャーに優勝した経験が4回あり、これはジャック・ニクラウスの5回に次ぐ記録である。 ウッズ、ニクラウス、ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラーは、1年で4大メジャー全てにトップ5入りを果たした数少ない選手達である。ウッズとニクラウスはこれを2度成し遂げている(ウッズが2000年と2005年、ニクラウスが1971年と1973年、ファウラーは2014年、スピースは2015年)。 30歳までにメジャー大会で10勝を挙げたゴルファーはウッズとボビー・ジョーンズだけである。ジョーンズは21回出場でメジャー優勝13回(勝率62%)に対し、ウッズは44回出場で優勝10回(勝率23%)である。 暦どおりの1年間(その年の1月-12月)のうちにメジャー大会3つに優勝するという偉業を成し遂げたのは、ウッズ(2000年に全米オープン、全英オープン、PGA選手権)とベン・ホーガン(1953年にマスターズ、全米オープン、全英オープン)だけである。 キャリア・グランドスラムを3回獲得した史上2人目の選手(先人はニクラウス)である。2005年全英オープンにて4大メジャー各大会に2勝を挙げる「ダブル・グランドスラム」を達成し、これはニクラスの31歳7か月よりも若い「29歳6か月」で成し遂げた。2008年全米オープンにて4大メジャー各大会に3勝を挙げる「トリプル・グランドスラム」を達成。これも先人ニクラスの38歳を大幅に更新する「32歳6ヶ月」で成し遂げた。 また彼は4大メジャーを連続で獲得した(これは「タイガースラム」と呼ばれる)唯一のプロゴルファーである。 最後に、ジャック・ニクラウスが出場した2005年マスターズ、2000年全米オープン、2005年全英オープン、2000年PGA選手権、の全てでウッズが優勝している。
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