記録と社会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 21:11 UTC 版)
文字による記録を行う社会と、口承によって物事を伝達する社会とでは人々の人間関係、物事の考え方、時間や世界に対する構えなどが異なる、という研究がある。正確な保存のために記録をとるという発想が文字の文化だ、という説も、そこからは導き出せる。 また、記録の仕方によっても人や社会が影響を受けるとする考察もある。例えばハロルド・イニスは、エジプトのパピルスが粘土板に代わって記録に用いられるようになったことで人々の思考も軽くなった、と論じている。
※この「記録と社会」の解説は、「記録」の解説の一部です。
「記録と社会」を含む「記録」の記事については、「記録」の概要を参照ください。
- 記録と社会のページへのリンク