記念碑・遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 22:00 UTC 版)
跡地は凌雲座(劇場)となった後、昭和座、浅草東映、パチンコ店を経て2022年3月10日にオーケーが出店した。入口付近には、凌雲閣史蹟保存の会が2004年12月に設置した「浅草凌雲閣記念碑」(プレート)があり、「この地、台東区浅草2丁目14番5号辺りに浅草凌雲閣(通称:十二階)が完成。」と記されている。 一方、浅草公園町会が1977年12月ウインズ浅草の隅に設置した建札「浅草公園史蹟めぐり第三番札所」には、「凌雲閣は、今の浅草東映から北西五十メートルの地点にあった。(浅草公園五区、千束二丁目三十八番地)」と記されている。ところが、1981年7月に行われた凌雲閣跡の発掘調査(浅草2丁目13番)で、実際の塔の位置は現在の浅草2丁目13番から14番にかけてあったとされる。 さらには2018年2月、浅草商業ビルの工事現場(浅草2丁目14番)において、基礎部分の煉瓦と八角形の土台のコンクリートの一部と見られるものが掘り起こされている。このビルの外壁には完成後の2018年8月、凌雲閣を描いた浮世絵を拡大複製した壁画(高さ8メートル)が貼られた。
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