計画・基本設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 15:39 UTC 版)
1979年(昭和54年)3月23日に特殊公園として都市計画(29.5ha、うち水面 10.96ha)が決定し、荒子川公園基本計画が策定された。 この計画の基本方針では、 散策、休養等のレクリエーション機能を兼ね備えた公園である都市緑化植物園(1975年(昭和50年)から整備が進められてきた、鑑賞目的も兼ねたさまざまな緑化植物見本園や緑化相談・指導所を兼ねた休憩所等を有する公園)として整備すること。 需要度の高いスポーツ施設を配置した、周辺住民のレクリエーション施設とすること。 都市公害の緩衝帯として緑化し景観を向上させること。 災害の際の火災時に広域避難地に指定されている土古公園への避難路として位置づけること。 の4つが主に定められた。 同年12月7日には愛知県知事から都市計画事業認可を受けて事業に着手し、荒子川の両岸には桜並木の河畔散策路が設けられることになった。1984年(昭和59年)7月には、基本計画を発展させた荒子川公園基本設計が名古屋市農政緑地局緑地施設課により策定された。 この基本設計は「光と水のふれあいの森」を理念とし、エリアの区分やデイキャンプ場などの設置の他、来場者の多数が自家用車を利用することを想定し(当時はあおなみ線未開業)、充分な台数の駐車場を分散して設けることなどが決定された。そして、翌年の1985年(昭和60年)4月1日に開園した。
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