観光スポットとモニュメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 06:19 UTC 版)
「ノイシュトレーリッツ」の記事における「観光スポットとモニュメント」の解説
市内中心部はバロック建築が特徴となっている。その中心は1768年から1778年にかけて建てられた市教会とマルクト広場、カルル・フリードリッヒ・シンケルの弟子フリードリヒ・W・ブッテルが1841年に建てた市庁舎である。 バロック様式のノイシュトレーリッツ宮殿は1945年に戦禍で破壊されたが、外壁は残っており再建は可能な状態だった。しかし封建主義の残滓として1949年に共産主義政権により爆破された。ドイツ再統一後、宮殿再建の声は絶えずあり、まず宮殿の庭園が整備されて2019年に公開された。同年、宮殿の尖塔の再建計画も始まり、その他の部分も将来の再建に向けての計画がある。夏の離宮として建てられた18世紀のオランジェリーや、1855年から1859年にかけて建てられたイギリス・ネオゴシック様式の宮廷教会、新古典様式のヘーベ寺院 (女神ヘーベー像のレプリカを安置)、さらに1891年にギリシャ神殿形式で建てられたルイーゼ神殿は一見の価値がある。ルイーゼ神殿は、メクレンブルク=シュトレーリッツ大公家出身のプロイセン王妃ルイーゼ (フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の妃でドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の母) の墓所として建てられたものである。 グラムベック湖では、夏には保護区域内のみではあるが泳ぐことができ、湖を見下ろすレストランで昼食を摂ることもできる。
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