観光スポット化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 00:37 UTC 版)
クレミュー通りは、リヨン通りとベルシー通りを結ぶ全長144メートルの石畳の通りであり、沿道には、奥行きが一部屋分の小さなテラスハウスが並ぶ。その中には、「オテル・パルティキュリエ」(Hôtel particulier)という小さなホテルもある。ほとんどの家の通りに面した部分はパステルカラーで彩色されており、ある作家はこれを「キャンディーの色」(candy-hued)と形容した。ロンドンのポートベロー通り(英語版)やベネツィアのブラーノ島のような「写真映え」するスポットとして、観光客が多く訪れ、また、個人制作の映画の撮影にも使われている。 写真撮影のために訪れる多くの人たちに、沿道の住民は頭を悩ませている。沿道の住民は、その抗議の意を表すために、自分たちの家の前でポーズを取っている人達を撮影したものを掲載するInstagramアカウントを作成し、また、特に撮影する人が多くなる週末や夕方のマジックアワーに通りを通行止めにするよう市当局に要請している。
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