西条型の屋台を出す県内諸地域での祭礼
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新居大島祭り - 新居大島は江戸時代において西条藩領最大の港であると共に瀬戸内海各地方との交易が盛んであった。現在行政区は新居浜市ではあるものの、新居浜から東で主流の太鼓台形式の屋台ではなく、西条のだんじりと酷似した屋台が奉納されており、島内では「西条だんじりの源流はこの新居大島である」と信じられている。ただし、新居大島の祭礼においては現在、島の過疎化による若衆の不足と氏子の高齢化が深刻化しており、祭礼そのものの存続が危うい状況に追い込まれつつある。 大山祇神社産土須奈大祭 - 大三島の大山祇神社での祭礼で旧暦の8月21日~8月22日に催行される。西条型の御輿屋台(布団だんじり)が2台奉納されている。現在の屋台は「西条から買われた」とされ、江戸期と思われる旧い時代の西条の御輿屋台の姿を受け継いでほぼ完全に再現したレプリカである(これは屋台の老朽化による)。まず上条地区が購入し、のちに下条地区が再現して新調した。 東予祭り - 平成の大合併で新しく西条市になった旧東予市の祭り。江戸時代西条藩だった地域があり、近年だんじり数も増えている。 小松祭り - 平成の大合併で新しく西条市になった旧小松町の祭り。小松藩であった時代から西条と同型の屋台が奉納されている。隣接している石岡祭りだんじりの一部と10月15日の夜に境界周辺で練り合う。 丹原祭り - 平成の大合併で新しく西条市になった旧丹原町の祭り。御輿楽車とだんじりとの双方が奉納するのは伊曾乃祭りと石岡祭りとこの丹原祭りだけである。
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