袴田事件とは? わかりやすく解説

袴田事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 00:51 UTC 版)

袴田事件(はかまたじけん[注 2])は、1966年昭和41年)6月30日日本静岡県清水市横砂[1](現: 静岡市清水区横砂東町[注 1][2])の民家で味噌製造会社の専務一家4人が殺害されて集金袋が奪われ、この民家が放火された強盗殺人放火事件の通称である[2]


注釈

  1. ^ a b c 事件現場の住宅(木造平屋建132 m2)は、東海道本線の線路に面した住宅の1軒西隣に建っていた[13]。当時の『朝日新聞』には、被害者一家の両隣の住民の姓名が掲載されているが[13]、それぞれの住民の住宅は1983年時点でも、事件当時と同じように一軒家(その住人は被害者Aと同姓)を挟む形で建っている[16]。事件現場の現住所は、静岡市清水区横砂東町14番19号(座標)である[17]。1985年(昭和60年)1月1日、清水市横砂の一部が住居表示を実施したことにより、清水区横砂東町となった[18]。その後、清水市と静岡市(旧)の合併によって静岡市(新)が発足したことにより、清水市横砂東町は「静岡市清水横砂東町」となったが[19]、静岡市の政令指定都市移行によって「静岡市清水区横砂東町」となった[20]
  2. ^ 「はかま」と呼称される場合もあるが、袴田巌本人の読みについて、弁護団や家族は「はかまた」を正式な読み方としている[4]。『デコちゃんが行く』でも、袴田姉弟の苗字は「はかまた」と濁らない。
  3. ^ 裁判、再審請求などで使われる戸籍名は「[5][6]
  4. ^ 2年生との報道もある[14]
  5. ^ 事件数年後に母屋が建てられた[21]
  6. ^ 『読売新聞』では、東京本社版では「Aの父親が1912年(大正元年)に創業した」と[14]、静岡版では「Aの父親の先代が1916年(大正5年)に創業した」とそれぞれ報じている[25]
  7. ^ 工場の従業員はAの親戚が中心で、袴田は数少ない地縁・血縁のない従業員の1人であった[2]
  8. ^ 自宅から線路を隔てた場所にあった祖父母宅[29]
  9. ^ ただし、その50万円は後に8畳間の布団の間にあった布製の袋財布から発見されている[30]
  10. ^ 1965年の欧米庁舎視察調査に始まって[39][40]、建設中だった最高裁判所の現庁舎が竣工したのは、死刑判決の確定から約6年遡った1974年(昭和49年)年3月だった。総工費は約126億円[41]
  11. ^ 唯一任意性と信用性が認められ、証拠採用された供述調書は、袴田を起訴した当時の静岡地検検事・吉村英三の作成した調書だった[45]
  12. ^ 上告審判決に対し被告人が判決訂正申立を行った場合、申立棄却決定が被告人へ送達された時点をもって死刑確定とみなされる[53]。死刑確定日は福田康夫 (2007) では12月11日[54]、東京高裁 (2023) や『読売新聞』『中日新聞』『静岡新聞』では12月12日とされている[55][56][57][58]
  13. ^ 安倍は検事時代に「吉田岩窟王事件」で元被告人の再審請求に協力し、1963年に再審無罪判決を勝ち取ると、1967年に弁護士に転じ、免田事件や本事件などの冤罪事件、消費者運動(日本自動車ユーザーユニオン)などに携わった。1999年8月16日に死去(79歳没)[61]
  14. ^ 死亡が確認される前日(再審開始決定が出た27日)に『静岡新聞』の記者がAの長女を訪ねたが、呼び鈴に応答はなかった[23]。また、発見された時点で既に心肺停止状態であり、病院には搬送されなかったという[76]
  15. ^ Aの長女は1994年8月時点で47歳、夫は46歳だった[79]
  16. ^ 長女は死亡が確認される約1週間前、1人で歩いている姿を隣家の住人に目撃されている[84]
  17. ^ 2013年12月3日にも静岡地裁の裁判官3人と書記官が意見聴取のため、東京拘置所に収監されていた袴田との面会を試みたが、この時は袴田が「どうしたって死刑になる」と拒否していた[94]

出典

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