被疑者者Xの人物像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 12:16 UTC 版)
「富山市奥田交番襲撃事件」の記事における「被疑者者Xの人物像」の解説
Xは事件当時21歳の元自衛官。周辺人物によるとXは「おとなしく礼儀正しい人物」という声がある一方でカッとなりやすい性格であり、中学の頃は家庭内暴力を起こしていたという経緯から周りから孤立していたという。高校には進学せず、数年後、陸上自衛隊に自衛官として入隊するも2年で除隊。元同僚の証言として「口論や殴り合いのけんかをすることがあった」と言われている。事件当時は、有事や災害の際に召集される即応予備自衛官に任命されていた。銃器評論家の津田哲也は産経新聞のインタビューで前述のドライブレコーダーの映像を見たうえで「姿勢を安定させて命中率を高めている。訓練された人間の撃ち方といえる」と評している。またXは元自衛官であり、小銃の射撃訓練や野外や屋内での戦闘訓練があり拳銃の取り扱い方も学んでいたことなどから「自衛隊の小銃訓練を経験していれば、容易に扱うことができるだろう」と指摘している。Xは武器マニアであり、警察がXの自宅を家宅捜索したところ、ナイフ数点のほか、モデルガンや摸造刀、軍用のベスト、武器関連の書籍が見つかった。モデルガンは拳銃型やライフル型、マシンガン型など十数丁が押収された。また犯行当時背負っていたリュックサックからはナイフ2本、おの、山刀、はさみが発見された。
※この「被疑者者Xの人物像」の解説は、「富山市奥田交番襲撃事件」の解説の一部です。
「被疑者者Xの人物像」を含む「富山市奥田交番襲撃事件」の記事については、「富山市奥田交番襲撃事件」の概要を参照ください。
- 被疑者者Xの人物像のページへのリンク