被害者女性A
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 14:33 UTC 版)
「福山市独居老婦人殺害事件」の記事における「被害者女性A」の解説
被害者女性A(87歳没)は1905年(明治38年)3月20日生まれ。事件当時は三原市大畑町229番地(三原八幡宮の境内)の民家に1人で在住していた。 Aは1927年(昭和2年)に結婚して5男1女をもうけたが、夫との折り合いが悪く、1954年(昭和29年)10月8日に離婚した。その後は子供らとの連絡を絶ち、広島県福山市など各地を転々としたが、やがて男性Bと同棲するようになり、1957年(昭和32年)ごろからは、境内の家(事件発生時の住居)を賃借してBと同居し、1962年(昭和42年)2月1日にBと結婚した。その後、土木作業員などとして働いていた夫Bが直腸癌に罹患して入院したため、1980年(昭和55年)5月ごろからは生活保護を受給して生活するようになり、1981年(昭和56年)11月に夫Bと死別。それ以降は次男と連絡を取り、数か月おきに次男がA宅を訪問していたほか、次男に連れられて実弟(広島県賀茂郡在住)と会うこともあったが、普段は担当民生委員が訪問する程度で、近隣住民との交際もあまりなく、自宅で1人暮らしを続けていた。 被害者Aは事件当時、脚に障害があったため、買い物・通院のための外出の際には杖・手押し車の使用が必要だったが、日常生活はほぼ自力で行っていた。
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