被害者個人情報の不適切対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 16:15 UTC 版)
「亀岡暴走事故」の記事における「被害者個人情報の不適切対応」の解説
4月25日、亀岡警察署の担当者が容疑者の少年の父親に被害者の住所や電話番号を被害者の同意を得ずまた上司に相談しないまま教えていたことが判明した。被害者の夫と父親の抗議を受け、後に署長が謝罪した。この事態を受け、京都地検は初動調査や被害者とその家族への対応などを主導する異例の方針を決定した。日本弁護士連合会は27日、「被害者に深刻な二次被害を与える可能性があり、極めて遺憾だ」とコメントした。また、安詳小学校の教頭も被害者の個人情報を承諾なしに教えていたとして謝罪した。なお、この件で地方公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検された、亀岡署の警察官2名(うち一人は後にこの件に関係して依願退職済み)及び小学校の教頭を、京都地検は「社会的制裁を受けるなど諸般の事情を総合的に考慮し、判断しました」として、起訴猶予処分とした。
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