行動観察によるEI測定法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 17:52 UTC 版)
「心の知能指数」の記事における「行動観察によるEI測定法」の解説
ベン・パルマー、コン・スタウ、およびオーストラリアのスウィンバーン大学の心理学研究ユニット(OPRU、Organizational Psychology Research Unit)によって、第2世代の職場向けEI測定法が開発された。「Genos EI」と名を改めた新スウィンバーン・モデルは、自己測定や能力測定に比べると行動観察を重視した方法で、全方位(自分、上司、同僚、直接報告、顧客)から7領域の評価を行う。2001年以降、この測定テストは、Genos EI公認の世界中に広がるコンサルタント・コーチのネットワークを通じて商業的に頒布されている。 Genos EIは、次の7領域を測定する。 感情の自覚 感情の表現 他者の感情の理解 感情の推察力 感情の自己統制 (Self-Management) 他者の感情の統制 感情の自己管理 (Self-Control) 従来から自己測定法は「よく見せたい」という思いで偏向すると批判が多かったので、Genos EIは、全方位評価によってそれを補正した。多くの立場の人からの評価を反映すると、職場での日ごろの行動を他者がどう見ているかと自己評価との差がはっきりとする。
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