虚軸関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/30 07:42 UTC 版)
「レジンキャストミルク」の記事における「虚軸関連」の解説
【虚軸】-キャスト- この世の存在ではないもの。うそものの世界。実軸での仮想観測によって実軸から枝分かれした世界、不定量子の世界。実軸に存在する虚軸は虚軸という世界が滅んだ際に実軸に現れる意識体(虚軸)。同時に、世界そのものである。寄生型(きせいがた) 虚軸が固定剤と同一化しているタイプ。虚軸である意識体が実体を持っていなかった場合は寄生型となる。 共生型(きょうせいがた) 虚軸と固定剤が分離しているタイプ。虚軸である意識体が実体を持っていた場合は共生型となる。 【実軸】-ランナ- 正しい世界。虚軸の対義語であり、晶たちの住む現実の世界。 『固定剤』-リターダ- 虚軸が実軸における存在確率を限りなく1に留めおくためのもの。固定剤になるには虚構と相性と資質が必要。虚軸は侵食の際に、固定剤となる人間の存在の一部を削り取り、入り込む隙間を作る。このため固定剤となった人間は自我境界線を侵されてしまい、人格や知覚能力などに顕著な障害が残る。基本的に、身体能力・思考能力が常人離れしたものになる。 『世界系』-インスト- 虚軸、実軸を含めた全世界の設計図である情報体。虚軸の百科事典とでも言うものであり、全ての虚軸は生まれた瞬間に形式名がここに記録される。 『修正力』-リペイントマーカー- 虚軸に対する、実軸が象徴する力。虚軸に侵食された人間が死ぬと、その人間がいなかったことにしてしまう。これによって虚軸に殺された人間が蘇ったりもする。虚軸となったものがいなかったらという仮定の下、現在の状況から最低限の相違に留めるように働く。 『虚界渦』-アンダーゲート- 虚軸の世界と実軸の世界を結ぶ出入り口。実軸に虚軸の力を呼び込むもの。世界系にアクセスすることで、虚軸の世界を実軸の世界に呼び寄せる。 『形式名』-モデリング- 虚軸の名前。固定剤も同様にその名を冠する。 ダイレクトリンク 晶と硝子の間の繋がり。近距離においては会話を行うことができるが、遠距離においてはその存在やおおまかな場所を確認できるのみである。
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